最近読んだものまとめて・・・。

 SE的本棚もちょこちょこ更新してるんですけど、あちらは基本的に1著者に着き1冊なので。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

 ここ最近で一番面白かったですね。春樹ワールドの雰囲気がふんだんに出ていて情景描写もすごくリアルで・・・もっと若いときに読みたかったなぁ。
龍時 02-03

龍時 02-03

 野沢尚の最高傑作!(と、勝手に私が決めている)龍時シリーズの第2弾です。実際に読んだのは文庫版のほうですがなぜかはまぞうででてこなかったので。やはり、試合シーンの描写のリアルさはすごいですね。スペインリーグの実在の選手が多数登場するので、海外サッカー好きの方はなおさら入り込みやすいでしょう。早く、第3弾も文庫化されないかな。
ダイスをころがせ!

ダイスをころがせ!

 こちらも実際に読んだのは文庫。上下刊だとうざったいので。小役人ものシリーズ?が有名な真保さんですが、今回は選挙物です。国会議員に立候補するにはどうすればいいか?政党に入るとはどういうことでどんな利益があるのか?など、一般の人が漠然としか知らないものごとを事細かにリアルに書いてありますが、だからといって決して退屈な作品ではありません。細かな複線が終盤に向けて徐々に実を結んでいく物語の後半は読むのが止まらなくなります。