「天声人語が盗用」に相当な理由 週刊誌記事、賠償責任を否定(http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004091700206&genre=D1&area=Z10)

 朝日新聞のコラム「天声人語」2本に盗用があったとした週刊新潮の記事をめぐり、朝日新聞社が新潮社に5000万円の賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁の中西茂裁判長は17日、1本については「盗用があったと信じる相当な理由がある」として新潮社側の賠償責任を否定した。
 もう1本については「必要な事実確認をしていない」と名誉棄損の成立を認め、150万円の賠償を命じた。
 判決によると、週刊新潮は昨年2月20日号で、天声人語2本について「インターネットから『盗用』していた朝日の看板コラム」と題する記事を掲載した。
 中西裁判長は「書店に行くとなぜトイレに行きたくなるか」というテーマで書かれた2001年8月8日付朝刊の天声人語については「インターネット上で公表された別の作家のコラムと文章構成、展開、筆者の意見などが全く同一」と指摘。「偶然に一致したとは思えないほど非常に酷似している」とした。(共同通信

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