で、眠いので本日もちと手を抜いて不思議な数学でーす。

S=1+2+3+4+...
T=1-2+3-4+...
とおきます。
Tを変形して、
T=(1+2+3+4+...)-2(2+4+6+8+...)
=(1+2+3+4+...)-4(1+2+3+4+...)
=S-4S
=-3S−−−(1)
一方、
x-x^2+x^3-x^4+...=\frac{x}{1+x}−−−(2)
となります。(2)式の両辺を微分して、
1-2x+3x^2-4x^3+...=\frac{1}{(1+x)^2}−−−(3)
(3)式において、x=1とすると、
1-2+3-4+...=\frac{1}{4}−−−(4)
(4)式の左辺はTと等しい。よって(1)式より、
-3S=\frac{1}{4}
S=-\frac{1}{12}
したがって、
1+2+3+4+...=-0.83333333.....−−−(5)
となる。

 (5)式を見ると、無限等比級数の和が負の数になっていますね。常識で考えて、そんなことはありえないのでこの論法はどこかに間違いがあるはずです。さて、どこでしょう?
 ・・・どこだったかな(汗