本日で日本がODAをはじめてちょうど50年になるそうです。昨年の日本のODA予算はじつに89億ドル。アメリカについで世界第2位の援助大国です。国家の収入の半分を国債に頼っている国とは思えませんね。
「自分が苦しくても他人に施さずにはいられない」
嗚呼、日本人に生まれてよかった・・・(T_T)
 まぁ、それでも貧しい国の人々の役に立っているなら(百歩譲って)仕方なしとしましょう。問題なのは中国に対するODAです。日本の中国へのODAは1979年、時の大平内閣が始めました。日本は昨年967億円、昨年までに累計3兆円ものODAを行っています。中国は世界経済第7位、軍備増強を重ね軍事予算は世界第3位(推定)。昨年には有人宇宙飛行にも成功、ご存知のように次期オリンピックの開催国でもあります。なぜ、そんな国に年間1000億円近い国民の税金をくれてやらねばならないのでしょう?
 中国のODAに対して町村外相
「どこかの時点で(被援助国を)卒業していただく時期が当然くる」
と発言し、将来の打ち切りの方向を示しましたが、本当なら今すぐにでも打ち切りにしてほしいですよ。
 だいたい最近の中国の態度には目に余るものがあります。アジアカップでの日本に対するブーイングは江沢民による徹底的な反日教育のためだったとしても、尖閣諸島の地下資源採掘は許せません。日本は明らかに領海を侵され、国家の財産ともいえる天然資源をかすめとられているのです。さらにさらに中国は日本からODAで援助を受けている身のくせして他国にODAで援助を行っているんですよ。つまり、日本からもらったお金を右から左に渡しているだけ。モンゴル、ガーナ、カンボジアバングラデシュジンバブエユーゴスラビアコートジボワール等多数の国は中国に感謝しているかもしれませんが、それらの金の一部は日本からだってことはちっとも知らないでしょうね。
 総括すると、中国は世界有数の経済国家で軍事力もあって(核兵器保有)宇宙船まで打ち上げていて(ちなみに日本の宇宙技術はぜんぜんダメだと大批判をしてくれました)他国に援助もしていて北朝鮮テポドンの開発技術まで教えていて「日本を憎め」っていう教育をつい最近まで行っていた国です。そんな国に援助をしている日本。「博愛の国」はフランスじゃなくて日本にこそふさわしいと言えるかもしれませんw
 この辺を含めて町村外相には毅然とした態度で中国との外交に臨んでいただきたいものです。