憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々(http://umi.no-ip.com/simple/pdone.html?id=352)

 Yasさんによる常識懐疑的なコラムが話題となっているこのサイトですが、今回のテーマは「社会的地位とボールの大きさ」。内容を要約しますと、プレイヤーの社会的地位が高いほどそのスポーツで使用するボールの大きさは小さくなるというものでした。
 考えてみると、ゴルフやテニス、ビリヤードなどはちょっとおしゃれな上流階級のスポーツというイメージですが、これらと比べるとサッカー、バスケット、バレーなど比較的使用するボールの大きなスポーツは大衆的ですね。(上流階級はバレーよりもバレエ)厳密な統計があるわけではないですが、おおむねその通りでしょう。
 こんなことはいままで考えたこともなかったのでかなり斬新に感じました。私が考えるにこの「社会的地位とボールの大きさ」の関係はチームスポーツであるか、個人スポーツであるか。という点が重要だと考えます。サッカー、バスケなどのチームスポーツは必ず自分から味方へ、もしくは味方から自分へ「パス」が行われます。この際激しく動き回る中でどうしてもボールの大きさはある程度大きくなくてはパスが繋がりません。また、基本的にはボールとゴールさえあれば仲間を集めてワイワイやれるところから大衆性を感じるのでしょう。
 一方、個人スポーツであるゴルフやテニスにはパスという要素が存在しません。よってボールが小さくても成り立ちます。さらに特定の設備を用いてやるスポーツという点で大衆性は薄れるでしょう。
 こうしてみるとフットサルってなんとも微妙なボールの大きさですね。ま、一般大衆も上流階級の方もみんなで楽しくやれるスポーツってことで・・・。
※ちなみにこの理論でいくと一番高貴なスポーツは「卓球」ということにw