改選前

  自民党 50
  公明党 10
  民主党 38
  共産党 15 
  社民党 2
  その他  9 
※合計議席数が合わないのは議席数が124→121に減ったためです。

 こうしてみると自民党は一議席減らしただけ、(さらに公明党が一議席増やしているので与党の議席数は変わらず)共産党の票がごっそりと民主党に流れただけという気もします。事前の予想ではもう少し自民が落ちると思っていたので残念です。
 それでも、今回の選挙はおもしろかった。まずは比例代表民主党が第一党になったこと。自民は有名人候補を擁立してきただけに比例はもっていかれるかと思いましたが、なんのその。やはり、民主は比例で強かった!まさか獲得議席比例代表で第一党を取れるとは思っていなかったので、かなりびっくりしました。あとは、改選議席が一議席しかない選挙区、俗に言う1人区での善戦が目立ちましたね。自民党が制した1人区が14議席に対し、民主党&無所属が制した1人区が13議席。2001年の参院選自民党が25議席を制したことに比べれば大躍進と言えるでしょう。さらに、徳島、香川、愛媛、山形、山口、これらの県では本当にあと一歩のところで民主党候補が敗れています。これらすべてを民主党が制していれば今頃小泉の首は飛んでいたでしょう。
 それにしても四国における選挙戦は自民と公明の蜜月関係が如実に現れたものでした。なんと、四国四県において公明党の候補者0!公明党はその全勢力を自民党候補の応援につぎ込んだのです。これで、自民党公明党に対して大きな借りができてしまいました。公明党自民党を影から操って徐々に政界をコントロールし始めていますね。それにしても創価学会期日前投票制度をフルに使ってきましたね。さすが、4月から西武ドーム貸し切って決起集会やっただけのことはありました・・・。
 個人的に残念なのは東京地区の又吉光雄候補(http://homepage.mac.com/yamasiro/seiken/04sangiin_tokyo/matayoshi_p.jpg)が落選したことですね。世界を変えるのはイエスしかいないのに・・・w