ついに曽我ひとみさんがご家族と一年九ヶ月ぶりの再会を果たしましたね。どうせなら気を利かせて7月7日の七夕の日に再開ってのも面白かったんですけどね。曽我さんが織姫、ジェンキンスさんが彦星、日本海は天の川かwなにはともあれ、家族が再会できたことは大変めでたいことです。これからジェンキンスさんの軍規違反問題等まだまだ家族が日本で暮らす上でクリアしなければならない課題は多いですが、さすがにもう一度北朝鮮に3人を戻すような愚行を政府もやらないでしょう。北朝鮮政府も「戻す必要はない」と言っているようですし・・・。
 さて、今回問題にしたいのは二人の再会のかささぎとなった日本政府です。まず、七月中旬〜下旬と言われていた再開時期がなぜこんなにも早く実現したのでしょう?それは、離れ離れの二人を一日でも早く再会させたいという政府の必死の努力のたまもn・・・。
 はい!そんなわけない!!今回再会の日取りが7月9日となったのは他でもない自民党の都合ですよ。明日7月11日は言わずと知れた参院選自民党年金問題イラク問題やらであまり旗色がよろしくない。このままでは目標としている51議席の確保は厳しいのでは・・・。そこで、なにがなんでも7月11日より前に曽我さん一家を再会させる必要があったのです。こういったことがあればとりあえず政府の支持率は上がりますからね。家族の再会を政治に利用するのはあまり好ましいやり方とは言えませんが・・・。北朝鮮政府としても5月に小泉総理が訪朝した際に約束した食料25万トンの支援がのどから手が出るほどほしいでしょうから、今回は強行的な姿勢は見せなかったようです。
 思うんですが、明日の選挙ってイラクへ行ってる自衛隊員の人は投票できないですよね。選挙の影響を一番受けるといっても過言ではない彼らが投票できないなんてちと矛盾を感じます。とにもかくにも選挙は明日です。今回の自民党の姑息な戦略が吉と出るか否か・・・。明日が楽しみです。