さて、前回のタイトルで「映画がみた〜い」と言ってた私ですが、なんと気まぐれに見に行ってしまいました。

世界の中心で、愛をさけぶ

 定番過ぎてすいません。(前回がマニアックすぎたか!?)えっと、今全国で大ヒット中、小説もバカ売れ、ついでに主題歌を歌う平井堅もウハウハと三拍子そろったこの映画!小説は読んでないけど評判高いですねぇ・・・。本当は「デイ・アフター・トゥモロー」を観たかったけど、公開まで待ちきれませんでしたw以下ネタバレしまーす。
 んでは、感想をば・・・。まずは回想シーンで演じられる森山未来長澤まさみの純愛ドラマ。これがいい!観てるほうが恥ずかしいけど、この二人の純粋な恋愛ってのがひしひしと伝わってくる。交換日記をテープにお互いの声を録音してやってるとことか微笑ましいです。朔太郎(森山)の馬鹿だけど一途な気持ちがすごく素直に演じられていて好感が持てます。特に序盤で亜紀(長澤)に怒られたことで自分の気持ちに気づき、亜紀に告白するところとか観ると、「あー、高校時代に戻りてぇー」と感じますねぇ。
 しかし、なによりよかったのは長澤まさみの演じる亜紀。同世代なのにちょっと大人びていて、自分とは少し違う世界にいる女の子。でも、自分にだけは心を開いてくれる。体育館でピアノを引くシーンではテープに録音された声のみであそこまで演出ができるのか。と、思うほど感動しました。うーん、こんな子にこんな風にされたら間違いなく惚れるね!w今後の長澤まさみの活躍に注目です。
 しかし、世間でよく言われているのは泣ける映画ってことでしたが、正直泣けはしなかった。どうも、回想シーンが練りこまれすぎていて、現実シーンの作り込みが甘かったような。柴咲コウとかも微妙だったし・・・。なにより、中盤くらいで物語の大筋の結末が読めてしまうのが問題でしたね。ラストシーンはオーストラリアの雄大な風景と平井堅の「瞳を閉じて」がよくマッチしていてじんわり来ましたが、そこでタイムアップ。もうちょっと構成を考えてほしかった。
 知人の話では、小説のほうが面白いという話なのでぜひ、借りて読んでみようと思います。
 さて、次は「デイ・アフター・トゥモロー」だ。