今日書くことなんてどーせ小泉再訪朝の話題しかないわけで・・・。横田めぐみさんのお父さんが
「今回の小泉総理の再訪朝は予想しうる最悪の結果となりました」
と言っていたが、最悪とは言わないまでもかなり悪いほうの結果だったと言うことは確かだろう。まぁ、ジェンキンスさんとその娘さんたちが帰国しなかったのはある程度予想済みだったとはいえ、安否不明の十名の再調査について

金総書記「再調査する」

と言ったことを本気で信用しているのか?具体的にどういった調査をいつまでに行い、結果をいつ報告するのか。こういった最低限のことも確認してこないようでは、拉致家族会からなぶられても仕方あるまい・・・。
 しかしながら、あくまで私個人としては拉致被害者の方々にはもうしわけないが家族が帰ってこようが、北朝鮮に残ろうが大して興味はない。(しいていうなら小泉政権への影響は興味あるが・・・)それ以上に重要なのはこれ。

1.北朝鮮の非核化、6カ国協議の進展に協力を約束させた。
2.北朝鮮への25万トンの食糧支援

 まず1について、協力を約束とってもこれもただの口約束。IAEAなどの国際機関の査察をなぜ確約させないのか?これでは、6カ国協議での北朝鮮代表ののらりくらりとした発言となんら変わりがない。
 次に2について、25万トンで5人だから一人あたり5万トンか・・・。と感じた人は自分だけではないはず。拉致は日本の主権を踏みにじる国際犯罪、その被害者家族帰国に当たってなぜ見返りが必要なのか?もちろん、小泉は国際情勢から判断した人道的支援に過ぎない。というに決まってるけどね。
 しかし、今回の再訪朝では拉致被害者家族の小泉批判が続出している。これが参院選において多少なりとも自民の向かい風とならんことを・・・。