中国が有人宇宙船の打ち上げに成功した。神舟5号だ。これで中国は旧ソ連アメリカについで世界で3番目に有人宇宙船を打ち上げた国ということになる。しかし、これで中国が「世界で3番目に宇宙開発技術が進歩した国だ」みたいな態度をとりはじめたのはいかがなものか・・・。いま、世界でロシアとアメリカについで宇宙開発事業に力を入れている国はなんといっても日本だ。これは、事業内容、予算、技術力等をみてもあきらかだ。では、なぜ日本は有人宇宙船を打ち上げないのか?答えは簡単で「その必要がないから」だ。わざわざばか高い金をだしてシャトルを作って、有人探査を行うよりもアメリカなどと提携して、自国のパイロットを宇宙に送り共同で研究を行ったほうがよほど合理的だからだ。
 まあ、今回の打ち上げは中国のイメージ戦略という見方も強い。自国の技術力のアピール。しかし、今日有人宇宙探査はスペースシャトルが主流となっている。再利用できる上に人命に対するリスクを軽減できるからだ。それに比べて今回の打ち上げで利用されたのは普通の打ち上げ式のロケット、帰還時もポッドによってパラシュート式に帰還するという20年前の方式だ。でも、一般人はそんなことまで気にしないだろうからやっぱ中国人は調子に乗ってるんだろうなぁ。と思う・・・。
 だいたい中国は日本のODAによって資金援助を受けている。正確にいくらだったか忘れたが数十億円とか数百億円単位の金を日本からの援助によってまかなっているわけだ。なんで、

世界で3番目に宇宙開発技術の進んだ国

に金をくれてやらなきゃいけないんだか・・・。そして中国はその金で他国にODA活動を行っている。北朝鮮などに物資や食料などを援助しているわけだ。日本からもらった金の一部を利用してね。そいでもってテポドンでお返しが来るわけだ。